脂質について

「脂質はダイエットに天敵!」と思っている方は少なくないと思います。
確かに炭水化物やタンパク質がそれぞれ1g4kcalに比べ、油は1g9kcalもあります。
しかし、油を全く摂らないのは体にとっても決して良いこととは言えません。

東京都老人総合研究所の「油の摂取量と死亡率との関係」をみると、1週間に4回以上油料理を食べて油を摂取している人と、そうでない人とでは、油料理を多く食べている人の方が長生きしているという結果が出たそうです。
ですから、ダイエットのために油を全く摂らないようにしている方はもう一度、ダイエットレシピを見直してみる必要があるかもしれません。

脂質には脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあります
特に、コレステロールは体の細胞膜やホルモンの材料になっていますので、極端に摂取する量が少ないと、血管のしなやかさが次第に失われ壊れたり切れやすくなります。

他にも、発育障害、皮膚の弾力が失われる、頭痛、疲労感、体力の衰え、炎症や出血、関節のむくみ、腎臓疾患など多くの悪影響が体に出てきてしまいます。
特に、女性がこだわる「油抜きダイエット」は、肌をボロボロにし、抜け毛、生理不順、不妊娠、流産の原因になることもあります。

脂質は不足すると美容の大敵にもなりうるのです。
せっかく綺麗になるために痩せようと努力しているのに、逆に髪が薄くなり、肌が荒れてしまってはなんのためのダイエットかわかりません。
無理なダイエットは年を重ねるごとに体がついていけなくなります。
若い頃は、新陳代謝なども活発で、多少の体調不良も気にならないかもしれません。
しかし、年を取ると、昔の無理なダイエットがたたり、体も皮膚もボロボロの状態になりやすいのです。

無理なダイエットは今すぐやめて、自分に合ったダイエットレシピを取り入れ、健康的に痩せたいものですね。
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