ピラティスダイエット

ピラティスとは1900年初頭に、ドイツ人J・H・ピラティス氏(看護士)が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズです。
ヨガや太極拳などの要素を取り入れ、体に余計な負担をかけずにコア(体幹部)の筋肉を整えることが出来るのが特徴です。

「ピラティスとヨガは同じようなもの」と誤解されることが多いですが、確かにどちらもフィットネスの一種ですが、成り立ちや目指す方向、呼吸法が全く違います。
ピラティスはインナーマッスルという身体の芯を、ヨガは精神的なものを鍛えていくのが目的です。
ピラティスは胸式呼吸、ヨガは腹式呼吸で、体の使い方も大きく異っています。
ピラティスは常に体を動かしていますが、ヨガはポーズ(静止)をとり、瞑想を取り入れています。

2005年に、日本ではピラティスが大ブレイクでしたね。
ピラティスによる「ダイエット効果」ですが、一般に言うところの、ダイエット=痩せる・細くなる・体重が減少といったことではなく、
筋肉を鍛えることによって、無駄な体脂肪がなくなり身体が引き締まるので、ダイエットに繋がるという考え方です。
更に、筋肉がつくことによって脂肪を燃焼しやすく、太りにくい体質になります。

ヨガとの共通点は、
・柔軟性のある美しい筋肉ができる。
・基礎代謝が高まり、脂肪が燃焼しやすい体質になる。
・血行が良くなるので美肌効果がある。
・心身ともに若々しくなる。
・姿勢がよくなるので、肩こり・腰痛の原因となる「猫背」や「骨盤の歪み」を、正常な状態へ導いてくれる。


ピラティスの胸式呼吸法
※ピラティスは胸式呼吸ですので、お腹が膨らまないように注意しましょう。

(1)背筋を伸ばし、骨盤を床に対して垂直に保ち座ります。
(2)両手を肋骨に軽く添えて、肩が上がらないように肩甲骨をお尻側へ引っ張ります。
(3)鼻から息を吸う時、お腹が膨らまないよう注意し、肋骨が左右と後ろへ広がるように手で確認しながらやりましょう。
(4)おへそと背中を近づけたまま、口から息を吐き出します。
  この時、広がった肋骨が元の位置へ戻るように手で軽く押しながら息を吐ききります。


※インナーマッスル
「インナーマッスル」とは、体の内部、すなわち関節の深層部に細かに繋がる筋肉です。
肩関節の回旋運動に大きな影響を与えるローティターカフと呼ばれる筋肉、腰にある腸腰筋・腹横筋などがあります。
腸腰筋は大腰筋(背骨と脚の付け根を繋いでいる筋肉)と腸骨筋(骨盤と脚の付け根を繋いでいる筋肉)から成り立っていて、腸腰筋の中でも大腰筋は骨盤を支えている、非常に重要な筋肉です。
インナーマッスルは関節をしっかりと固定する役目があります。
ですからインナーマッスルを鍛えることで、関節痛 ・肩こり・腰痛といった身体の痛みを解消することができます。

インナーマッスルは「アウターマッスル」(外側の筋肉)と違って強い力を発揮する時にメインとして使われるわけではありません。
しかし、スポーツする上でも重要な素早い動作には、インナーマッスルは欠かせない筋肉です。
日常のありとあらゆる動作の中で働き続けているので、健康を考える上でも、ぜひ鍛えてもらいたい筋肉です。

なお、バーベルやダンベルなどのトレーニングは大胸筋や三角筋などのアウターマッスルを鍛えていることになっています。
ムキムキマッチョに憧れる方はこちらを鍛えましょう。
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